2013–08–10 (Sat) 09:04
7月26日、まさかの盲腸で入院をした。
盲腸なんてねぇ・・・、確かに慢性の盲腸炎は度々経験していたけど、自分がガチな盲腸をやるとは思ってなかった。
先ず7月21日深夜に珍しい女性にラーメンを食べに行こうと誘われ、たいして行きたくもない藤一ラーメンに行った。
これが不幸の始まりである。
ムチャクチャ久しぶりに藤一へ行ったんだけど、私が注文したゆず塩豚骨ラーメン(肉大盛りタイプ)がそろそろ出来上がる頃店員が来て、「今、安い方(肉が5枚程度のもの)にしていただくとキャンペーンで更に安くなる」こう言って来た。
その瞬間、キャンペーンなんて聞いても無いから「何、チャーシューが足らんの(笑)?」と内心怒りモードで言うと、それを否定。
絶対チャーシューが足らないんだよ、こういう場合(怒)。
チャーシュー足らんなら、最初から言っえつうの。
肯定しないから「私は肉が食べたいんだから高いのでいいの」と冷たく言った。
で、その数秒後ラーメンが運ばれてきたけど、運ばれてきたラーメンはメニュー表の画像と明らかに違う脂身のまるで無いチャーシューもどきで熱で縮まったチビチビサイズのチャーシューが6枚(怒)。
なんじゃ~こりゃ、ケンカ売ってんだな、このヤロー・・・。
好きでもない飲食店に入ってやったのに、なめとんかぁ!
頭来たがラーメンに誘ったねえちゃんがその藤一ラーメンに週数回は通ってると聞いてるから、流石に少しは堪えるが黙らんわなぁ。
私「メニュー表の写真と全く違うでしょ!チャーシュー足らんし、これ何なんさ(怒)」
店員「あの、肉はグラムで計ってるので枚数違いますけど同じ量なんです」だと。
あっほかぁ!肉の質はぜんぜん違って更に言い訳が ↑ だもんで切れるって。
私「気分悪いで安い方にするわ。チャーシュー返すで皿持って来い!!!」
で、店員が暫くぼさっとしてるからさっさと皿を持って来させ、チャーシュー一枚返して怒鳴り散らしたい衝動を抑えていたら、それ以上に返してもらおうとテーブルから下がらないから、流石に切れた。
といった事が21日にあり、そして朝目覚めたら下痢・・・(=ェ=`;)!
その下痢は22日朝まで続いたから、藤一が嫌がらせにラーメンに何ぞ入れたんかとさえ思った。
そして23日昼間猛烈な胃痛が始まり薬局でガスター10を買って飲むも全く効かない。
「おいおいおい(汗)、ガスター飲んで止まらん胃痛ってあるんかい・・・」
出かけてたから胃痛を止めたくて、もう1包飲んだ。
が・・・、何故か効かない。
結局その日は病院の午後診に間に合わず痛みを堪え一夜を越し、翌日街医者へ行った。
この東山○科は公務員や企業の健康診断機関でもあるくらいで検査機械等豊富にあるから、いざという時はガタガタ言って検査に割り込みさせてもらえるであろうと当て込んで行った。
にもかかわらず、24日についた名大の先生は持病で処方されている薬が多いから「こんなに飲んでたら胃も悪くなるわ・・・」という診断を下し、採血をし(血を取っても検査機関へ回すだけだから直ぐに回答は無し)痛み止めの注射に胃の粘膜を麻痺させるという粉薬、それに絶対不要な薬まで処方した。
ま、点数稼ぎなのはこの病院得意技だからなにも突っ込まないけどさ。
が、胃を麻痺させると胃の痛みはキレイさっぱりなくなるが、それ以外の痛い場所がはっきりと分かる。
アタイ右下腹部と食道周辺に痛みが在んじゃんか・・・。
「こりゃ~なんか本格的にヤバイぞ!痛み半端ない・・・。ふごぉ~・・・痛いでござるぉ~~~~~(泣)。
で、また翌日(25日)に東山○科へ行くと今度は副院長の診察だった。
痛みが半端ない・おなか押さえてないと歩けないから、ただの胃痛じゃない・午後検査に割り込みで入れて欲しい旨頼んだけど、副院長「ん~、普段深夜に物なんか食べてない人でしょ。それにこのラーメンって『豚骨』じゃない?」と。
私はえぇえぇおっしゃるとおり豚骨ですわ~とこんな感じの会話。
そうしたら先生、「! やっぱり豚骨でしょう!豚骨はねぇ、消化に一番悪いんだよ!消化に一番時間がかかっていつまでも胃袋の中に滞在する物なんですよ。こんなの食べたら胃腸も壊れるわ。」と、藤一ラーメン豚骨タイプを批難。
おぃおぃ・・・、ホンマに豚骨ラーメンによる胃腸荒れでっか・・・?
そんな可愛い痛みっちゃいまっせぇ~(泣)。
全然信用できないから検査要求をゴリゴリやったけど、やってくれたのはレントゲン・・・。
で、レントゲン写真を見て先生の言ったのは「凄い内臓下垂だねぇ・・・」だと。
それは知らなかったから「へ~~、内臓下垂が酷いとなんか問題あるんですかねぇ・・・?」こんな会話を交わして、また痛み止めの点滴をして帰宅。
が、全く痛み止めが効かない。
ひょっとしたら多少は効いてたのかもしれないけど、痛みは消えないから横になっていた。
そして深夜から痛みはガンガン増してきて明け方にもうこれは我慢をする痛みではない!
完全に危ない!と判断。
初めて救急車を呼んだ。
それから搬送された病院で即『盲腸』と言われ、目が点!
「前日に東山○科でレントゲンも撮ったんだぞ!」もう激怒。
しかし搬送されたもののそこの病院手術室が8室もあるといのにフル稼働中につき、私に手術は午後3時と・・・。
おぃおぃおぃおぃ!もうかれこれ痛みだけで4日目なんだよ!盲腸爆発するだろぅが~~~!
それを言っても聞き入れてくれることは一切無い。
で、大部屋(と言っても4人部屋)へ運ばれ、そこで痛み止めの点滴を入れながら待機させられた。
が、もう痛みが私の経験上ではMAXで、ナースコール押しまくり。
痛いからなんとかしろ・手術はまだか? あれこれ注文の嵐。
もう、医療も信頼出来んし、痛みは増すばかりで全身汗だく。
そうこうして痛み止めが効いていたのか少しばかり楽だった昼12時を過ぎた辺り、突然右下腹部に鈍い衝撃を受けたその後、激しい痛みが始まり、その痛みは左右にどんどん伸びて行く。
酷い痛みがみるみる広がって行き、それは激痛に変わった。
この鈍い衝撃、これは盲腸破裂だった。
それまで痛みはMAX思ってといたけど、最上級の痛みがあったんだなぁ。
悲鳴と苦しさで叫びまくって暴れるもまた腹を両手で押さえ、今度は激痛で背中も腹も力が入ってカチカチになって、呼吸が出来ない。
呼吸さえ出来なくなって苦しいから酸素を求めて足掻くけど、吸えない。
そして半ば発狂よ。
痛み止めなんかではいくらも誤魔化せれる状態ではないけど、求めるわね、完全に狂いそうだったから。
そうしたらさ、血圧が下がりすぎてて危険だから痛み止めが使えないってコクし(怒)。
だったら直ぐオペするか殺してくれよって。
身内の話だと私はオペ室へ入るまでずっと意識があって暴れ叫びまくってたらしいけど(相当の文句を看護師らへ浴びせてたらしい)、記憶は断片しかない。
オペ室に入る前笑ってたらしいけど、全然記憶がない。
オペの前に在る記憶はオペ室へ運ばれてるちょっとの記憶と手術台へ乗っけられて「全身麻酔かけますからね」の言葉。
もうその時は「終わる終わる~~、この苦しみが終わるんだ~~~~!」これしかなかった。
もう「全身麻酔かけますからね」の声は天使か神のように取れたわ(笑)。
後で知ったけど盲腸破裂して腹膜炎起こしてる最中、痛みが物凄くて意識失う人は多々居るんだわ。
ショック死してる人も結構居る。
なるほど・・・、私が発狂するのも訳ないじゃん~。
病室の階高が高かったら飛び降りしてるわ。
オペ終わって全身麻酔がまだいくらか効いているうちはきっと良かった。
おぼろげだけど身内が「帰るね~」という会話とほがらかな表情を覚えてた。
けど、何時間眠ったか実はほんの少しうとうとしてただけか、今度は開腹後の痛みが襲ってきて、
その晩はナースコール鳴らしまくったなぁ。
痛いから鳴らしまくりその日の担当の女子に散々あれこれ要求したけど、明け方のコールで彼女が来た時、マスクはしてるから顔半分隠れてるけどあきらかに過度の疲労があって、更に作業しながら深い溜息をついたのを覚えてる。
確かに患者の看護をするのが看護婦・看護師の仕事とは言えど、こういうのに当たる(凛伽様)と辛かっただろうに。
物事はっきり言っちゃうし要求は強いし言葉もきっときつかったろう・・・。
それからは私の担当は年齢は少し上のよく間に合って気が効いてガッツのある女子が担当になりました(笑)。
そのくらいの人でないと私なんかは扱えんのでしょう。
けどどの看護婦さんも看護師さんもいい人だったわ。
誤診や破裂に腹膜炎とあったけど、ま、これもマンガのような良い経験でしょう。
誤診しやがった東山○科は別とし、今回の入院でお世話になった方々に感謝です。
※盲腸破裂したからおなかにチューブが刺ってます。
お腹の中の炎症箇所からの膿や術後の出血等があれば、このチューブが自然と吸い上げてくれる仕組みとなって る。
※チューブの先にはこのようなポンプがついていて、これに貯まった汚いものは捨て、またこのポンプを着ける、
そういう仕組み。
お腹に汚いものがあるとこのようなトマトジュースみたいなものが貯まり、回復するにつれ黄色みが強くなり、
マンゴージュースみたいなものになったらOK。